2005年 01月 12日
マインドゲーム |
イメージの奔流がすさまじ過ぎ。
最初に湯浅政明さんを知ったのは『八犬伝新章』浜路再臨のとき。
コレは大平さん目当てだったんだけど、そっから湯浅さんも気になり始めたハズ。
浜路再臨ではずっと頭の中ですげぇすげぇって声が鳴り止まず、アニメーションのすごさに涙が止まらんかったぐらいの衝撃だったので。連続して3回見てた。
で、何かの機会で『なんちゃってバンバイヤン』観て、ノイズマンのDVD買って、ってそんなモンかなぁ。多分他の作品は観てない。クレヨンしんちゃんもちびまるこちゃんもねこじる草も。
自由な動きのアニメを書く人って言うのですごいなぁとそんな感じの印象。
が、マインドゲームで一気に度肝抜かれた。
しょっぱなの過去の断片の羅列に始まって、ヤクザのキレップリ、神様、最後の疾走シーンどれもすごい。考えてたら追いつけないぐらい、イメージをバンバン叩き込まれる。
デジタル処理はスタジオ4℃のリミテッドボックスにあった処理がいくつか見れた。リミテッドボックスはショートアニメのせいか、とんがった内容が多かったけど、マインドゲームではいい感じに使ってる。CMでよく見る実写の役者との合成なんか、使いどころが良くて最後までイメージが引っ張れた。
声優さんはほぼ吉本の芸人さんってのもいいね。中でも藤井隆がすごかった。あのじーさんの強烈なキャラクターにはちょいと感動。
で、DVD買ったら今年にも湯浅さんのショートアニメが予定されてるらしい事が書いてた。今から楽しみ。DVDボックスは原作本を持ってなかったら確実にパーフェクトコレクターズBOXで買ってたのに。惜しい。
最後の疾走シーンはホントすごいので、おすすめです。
アニメのウソが満載で楽しいし、感動して震えが止まらないし。
ここまで怒涛なのってボクは観た事無かったですよ。
ぁと、セックスシーンもすごい。必見。
by crazy-hey
| 2005-01-12 22:15
| 映画